ipod touch Webサーバ

ipod touchでlighthttpdを動かしてみるっていうどうでもいいことをやってみる。

 

まずlightlttpdを入れることで何ができるの?って考えてみると

①ipod touchに保存されたファイルをブラウズ

(青空文庫をHPごと保存して暇な時に読むとか txtファイルを読むときとか。)

②省電力の静的webサーバつくれたり?

③メモ用のPukiwikiを作成

 

②は無線なのであまり実用的ではないもののイラッとするかなーしないかなー程度なら運用できるかも。

①、③は結構使えるかも。

ということでまずはjailbreakから。

・ipod touch及びiPhone(以下ipod touch)をjailbreak済みの人は3番から。

・ipod touchがすでに2.2等の場合は2番から。

 

1.FWを2.2.1にする(FW1.1.1などFW1系を使用している人。すでにFW2系列ならばスルー)

ということでダウンロード

・FW 2.2.1 → http://appldnld.apple.com.edgesuite.net/content.info.apple.com/iPhone/061-5830.20090127.Mmni6/iPhone1,1_2.2.1_5H11_Restore.ipsw

ダウンロード後、iTunesで「Shift」キーを押しながら「復元」をクリックし、ダウンロードしたFWを適用します。

 

2.脱獄

今回は面倒なのでPCにUSBでつなげて脱獄するQuickPwnで脱獄します。

・QuickPwn → http://www.quickpwn.com/

ipod04

ipod05

ipod06

dscn1208

dscn1211

dscn1212

こんな感じで脱獄してください。

このときの注意としてはQuickPwnを実行するユーザー名が半角英数字以外だとエラーでQuickPwnが終了します。

エラーが出た場合は半角英数字のユーザを追加して脱獄を行ってください。

 

3.ipod touchにlighthttpdをインストール

lighthttpdをインストールする前に入れておくと便利なものを突っ込みます。

必要ないと思ったものは入れないほうがいいと思います。

入れるもの↓

・Community Sources

入れられるソフトが増えます。

・OpenSSH

SSH接続ができるようになります。WinSCPを使えばFTPソフトを入れる必要もありません。(一回暗号化する接続なのでFTP並の転送速度は出ません。)

・UNIX Subsystem

OpenSSHを突っ込むと依存関係で付いてきます。

 

3.1 Community Sourcesのインストール

001

002

3.2 OpenSSHとUNIX Subsystemをインストール

これはOpenSSHを入れればUNIX Subsystemも入るのでOpenSSH入れます。

img_0009

 

ということでlighthttpdをインストール。

依存関係で 「libxml2」「OpenSSL」「SQLite v3」が入ります。

004

「Cydia」に進みます。

 

003

「Sections」から「Networking」に進みます。

 

005

「L」のところから「lighthttpd」を選択。

 

img_0012

「install」を押し

 

img_0013

諸々を確認したら「Confirm」を押します。

 

img_0014

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img_0016

 

4.lighthttpdの設定を確認

まずfstabでマウントの場所を確認。

/dev/disk0s1 / hfs rw 0 1
/dev/disk0s2 /private/var hfs rw 0 2

ここまで来てなんですが、僕はwebサーバはApacheしか扱えないのでlighthttpdの設定ファイルをgoogleで探してきます。

今回お借りするHP → (iPod touchでlighttpd)http://d.hatena.ne.jp/NeoCat/20080723/1216761818

sshでログインし、

/etc/lighthttpd.conf

に上記のHPさんの内容を貼り付けます。

とし、

/Library/LaunchDaemons/net.lighthttpd.lightppd.plist

でまたコピペします。

 

んでlighthttpd再起動。

$ killall lighttpd
$ lighttpd -f /etc/lighttpd.conf

ここまで来ればとりあえずの設定はできているはずなのでちょっと見てみます。

img_0018

http://127.0.0.1/と入力し、「Go」を押します。

 

img_0019

404 not foundですがとりあえず動いている確認ができたのでおkということで

また同じ方のページから設定を拝借してきます。

http://d.hatena.ne.jp/NeoCat/20080731

このページの

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おまけ程度にこれくらいはあっても良いかも、という設定です。

ディレクトリ一覧を表示する

という部分から

“mod_dirlisting”,

をコピペして/etc/lighthttpd.confに貼り付けます。

 

ここまで来れば好きなように使えばおkかと。

参考までに青空文庫をやってみます。

img_0020

img_0021

img_0022

こんな感じ。

もうちょいがんばって設定すればもっと簡単になるかも。

Sambaでローカルネットワーク内のWindowsPCからlighthttpdのディレクトリに保存するとか、wgetで保存とか、諸々考えられますけどね。

もうめんどくさくなってきたのでこのくらいで。

 

 

余談ですがipod touchでスクリーンショットを撮る場合

上のボタンを押しながら「HOME」ボタンを一瞬押すとスクリーンショットが撮れます。

そして、スクリーンショットは

/private/var/mobile/Media/DCIM/999APPLE

内に保存されています。

ipod061

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